内容説明
写真は楽しい。人に観てもらえば、もっと楽しい。
目次
写真展の目的をはっきりさせよう
ギャラリーを選ぼう
予算書と予定表を作ろう
ギャラリーに作品を持ち込もう
プレスリリースを作ろう
DMハガキを作ろう
展示写真をセレクトしよう
展示写真のおおまかな配置を考えよう
展示用に写真を額装・加工しよう
作品を展示会場に設置しよう
作品を販売しよう
会期中は有意義に過ごそう
次の写真展につなげよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
45
★★★★★写真展を開きたい新人作家に向けて、展覧会のコンセプト、展示作品の選び方や並べ方、準備の方法から販売方法に至るまで、懇切丁寧に説明されている。写真を撮る人、展覧会を企画する人、写真展を観て楽しむ人、いずれも楽しめる内容。一つの展覧会にもこれだけの心配りがされているものなのかと驚き、写真展に足を運んでみたくなる。2016/07/25
ほじゅどー
10
★★★20枚展示するなら必ずしもベスト20ではない。シリーズの核になる写真を5枚選ぶ。そしてその核となる5枚に整合性を持つ写真をセレクトする。写真展を開催して一番長い時間写真を見ているのは他でもない作家本人。こんな贅沢な時間は会期中以外にない。2018/02/06
アマヤドリ
10
写真をはじめてからずっとお世話になっている四谷三丁目のギャラリールーニィのオーナー篠原さんの写真展の開き方の本。丁寧に導いてくれるとともに、写真へのやわらかい愛情が感じられる内容で、すっと背中がのびる思いがしました。小さいながらも何度も展示をしてきてその中で紛れてしまっていたものをもういちど見つめ直し、次回の展示に向かいたくなりました。2011/07/12
大熊真春(OKUMA Masaharu)
6
いろいろこまごまとノウハウが載ってる。あとはどんな写真展にするか、だな。2019/11/16
リアル本屋さんを増やそう
5
その気になれば,自費で写真展までは可能そう. 自分が得ることばかり考えていないで,人に与えることを考えよ,というのは写真展に限らず人生の至言.2023/12/06