すごい!アニメの音づくりの現場

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784844134916
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0074

内容説明

世界で高く評価される日本アニメ。その制作の裏側で音づくりに情熱を燃やす音響監督たちがいる。音づくりのプロが語る、アニメ制作の現場。

目次

なかのとおるさん・(株)HALH H・P STUDIO(制作部チーフプロデューサー、HALH H・P STUDIO所属)「ひとつの素材から様々な魅力を引き出したい」
本山哲さん・(株)オムニバスプロモーション(制作部所属)、(音響監督)「目立たなくてもいい…重要な柱の一本でありたい」
三間雅文さん・(有)Techno Sound(音響監督)「もっともっと厳しい競争になって、新しい才能が育っていく状況になるべき」
田中英行さん・(株)AUDIO・タナカ(代表取締役)「千本を越える作品と向き合ってきた四十四年間」
平光琢也さん・(有)円企画/マネージメントオフィスY・M・Oラブライブ所属(音響監督)「声優をまとめる『お父さん』音響監督は自分の天職かも」
たなかかずやさん・(有)AQUATONE(音響演出)「尽きることのない音への探究心、情熱こそがよい作品を生み出す原動力」
若林和弘さん・(有)フォニシア(音響)「相手の期待に、きちんと『仕事』という形でこたえていきたい」
市川修さん・(株)タバック(取締役、業務部長兼営業開発部長/技術部長・技師)「アニメ音響界の過去から今までを知る録音業界の名マネージャー」
西尾大介さん・東映アニメーション(監督・演出家)「感動を与える作品には作り手側の真剣な姿勢や態度が見える」
水野さやかさん・(株)スワラ・プロ(サウンドデザイン)(選曲)「作品の世界観を形にしたい。機械好きな一人の女性が歩んだ音作りの世界」
石野貴久さん・(有)サウンド・リング「『効果』の仕事は、自由だけれど厳しい。結果を出さなければ続けていけません」
川崎公敬さん(株)タバック(レコーディングディレクター)「『大黒柱の下に埋まっている石』のごとく、アニメを支えていきたい」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かす実

1
アニメの音響さんって、音楽と効果だけじゃなくてアフレコ、つまり声優さんの演技まで口出すことがあるんだ…!という当たり前のことにまずびっくり。アニメーションって、映画以上にたくさんの人が動いて、部門ごとに独立しながら動いていくプロジェクトなので、それを取りまとめる演出さんやプロデューサーの仕事ってめちゃくちゃ難しいだろうなぁと思う。東映だけは音響監督さんがいないとか、ジブリは効果音にいくらでも金かけてくれるとか、面白い話きけた。職人気質な界隈で、スキルはぜんぶ現場で身につけるものってことがわかった。2019/08/14

富士さん

1
昔ざっと目を通したしたのですが、今回しっかり読んでいみるとかなりいい本でした。音響職位が網羅されているし、東映とその他の違いがはっきりわかります。いい質問も多くて使える資料です。複数取り上げられている音響監督さんたちが声優さんたちや制作スタッフに対して重視する点がそれぞれ違うのもおもしろいです。何事も実際話を聞いてみると通説と違うところがあって、新たな発見があるものです。2012/12/18

口無

0
アニメの音に関わる人達のインタビュー集。それぞれが音の職に就くきっかけとなった話、作品に対する思い出、姿勢等…アニメ好きは勿論、単純なインタビュー集としても面白くて、印象的な話が沢山あります。 中でも昔あったという、音師と呼ばれる職業に物凄く興味をそそられました。 2013/05/10

みのにゃー

0
アニメの仕事をしたい人は読むといい本。2012/02/12

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