出版社内容情報
日本の人々が鉄道によせてきた熱い思いを時代ごとに紹介。第一弾は明治?大正前期編。ペリーが江戸城で模型蒸気機関車を走らせる!日本に初めて鉄道を伝えたのはアメリカのペリーとロシアのプチャーチンです。精巧に作られた模型を人々の前で走らせました。1854(嘉永7)年3月、ペリーが持ち込んだ模型は2本のレールの幅が55cmもあり、江戸城の庭の中を一周するくらいの大きなもので、レールの上を行く車両も本物の蒸気機関車でした。横浜や江戸城で走り、その様子を徳川家はじめ多くの武士たちも見学したそうです。煙を吐きながら進む蒸気機関車の姿は模型とはいえ迫力があり、日本の人々はすぐに鉄道のとりことなりました。
梅原 淳[ウメハラジュン]
鉄道ジャーナリスト
目次
日本人が初めて見た鉄道
日本にも鉄道を建設(1870年)
新橋と横浜との間に鉄道が開通(1872年)
日本初の鉄道で走った車両のメカニズム
関西に鉄道が開通(1874年)
釜石、北海道に鉄道が開通(1880年)
鉄道の仕事に日本人が進出(1878年~1880年)
都市にも鉄道が開通(1882年)
東京と京都との鉄道を中山道経由で結ぶ(1880年代前半)
中山道幹線の一部は登山鉄道(1893年)〔ほか〕
著者等紹介
梅原淳[ウメハラジュン]
1965年生まれ。三井銀行(現在の三井住友銀行)、月刊「鉄道ファン」編集部などを経て、2000年に鉄道ジャーナリストとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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