内容説明
アルコール依存症は病気です。お酒のせいでいろいろな問題が起きていても、自分の意志だけではお酒をやめられなくなります。飲酒の習慣のある人であれば、性格、学歴や職業、年齢や性別にかかわらず、だれでもなる可能性があります。依存症の知識や社会の理解が広がり、子どもも大人も、安心と回復の希望が感じられるように、この絵本では、主人公ハルの気持ちに焦点をあてながら、お父さんが治療につながり、家族が回復の道を歩きはじめるようすを描きました。絵本の後半には、子どものサポートについて、依存症について、くわしい解説をつけました。
目次
おはなし
解説 ハルの気持ちにもっと近づくために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっちゃか
13
シリーズ新刊。やはり今回も、とてもわかりやすく実用的な内容でした。色使いや絵も、主人公の心をよく表現しています。少しでも多くの子どもや支援者に、この絵本のメッセージが届きますよう願ってやみません…。ぜひ学校や病院などで活用してもらいたいです。2014/07/08
@com
8
お母さんに泣いてほしくないし、お父さんも死んじゃイヤ。ハルの本当の気持ち・・・たくさんの目が泣いている。手紙を書いて伝えれて良かった。お母さんたちもハルの気持ちをわかってはいるけど、いっぱいいっぱいで忘れちゃうから・・・お互いに伝える事でハルも家族も救われて良かった。頑張れ。2016/04/01
絵具巻
2
文京区立真砂図書館で借りました。2014/11/02
damezaemon
0
子持ちの依存性家族は読むべき 酒は購入免許制にして 毎年健康診断したり、購入履歴みて 審査した上で更新に、してほしい 依存性家族の、苦しみわかってほしい2022/07/22