内容説明
「いっしょに少しずつできることをふやしていくの、リハビリっていうんだって」―ゆっくりつきあう病気を子どもにどのように伝えたらよいか…ゆら姉さんの主人公ホロへの関わりを通して、そのヒントをみつけられます。
目次
おはなし
ホロの気持ちにもっと近づくために
統合失調症について知るために
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばいきんまん
16
'14.6-28(117)『お母さんどうしちゃったの...』の後編。ホロちゃんのおうちには、お母さんの好きなお花がいつも飾ってあります。疑問や戸惑いの気持ち、心配からの小さな反抗心。今回はそんなホロちゃんのいろんな感情が出てきます。ホロちゃんは、支援者・ゆらお姉さんに「大丈夫かな、」「いつまで」「なんで」と問い掛けます。私がゆらお姉さんだったらどう答えるかな、と考えて答え合わせをするような気持ちで次のページをめくりました。2014/06/26
雨巫女。
10
《図書館-通常》【再読】←2024.11.23. お母さんが、病気になって静養中の時、子どもは、不安だよね。子どもに、病気のことを隠さず伝える事も大事。2014/01/13
@com
9
静養中で病気の事を伝えてもホロの心は大変。お父さんも、お兄ちゃんも、お母さんも・・・ゆらお姉さんがいてくれて良かった。くま子もね。早く原因がわかるといいな。2016/04/01
みい
3
母親が統合失調症になり、入院先から戻ってきた。心配なことはあるけれど、まわりの大人に聞けない女の子。訪問看護のお姉さん、お父さんに、お兄ちゃん、支えられて、聞いてもいいんだ、話してもいいんだ、と思えて体が少し軽くなる。暖かみのある水彩画がとてもいい。希望が持てる一冊。オススメ。2017/02/28
Junichi Kitazawa
3
前編を読んだうちの子供が後編も読みたいというので図書館で借りました 考え方はいろいろあるだろうけど、小学生にもなれば目には見えない病気があることは理解できると思ったので にしても実用的で素晴らしい2014/01/13