内容説明
なぜ、彼らは巨財を投じて優れた美術品を蒐集したのか。―巨万の富を成した維新後の事業家たち。
目次
なぜ事業家はコレクションをはじめたのか
大富豪による芸術文化への支援と美術館創設
国際実業家・松方幸次郎と松方コレクション
生糸貿易・原富太郎の芸術家支援とコレクション
メセナ実業家・大原孫三郎と大原美術館
出光佐三の独立・自立経営と美のコレクション
タイヤ王・石橋正二郎とブリヂストン美術館
鉄道王・根津嘉一郎の美術品コレクション
独創的事業家・小林一三と逸翁美術館
豪腕事業家・五島慶太と五島美術館〔ほか〕
著者等紹介
志村和次郎[シムラカズジロウ]
ノンフィクション作家。群馬県に生まれる。同志社大学法学部卒業。大手自動車メーカーの管理職、子会社役員を歴任。経営コンサルタント(中小企業診断士)として独立。中小企業大学校の講師などを経て、IT企業、ベンチャー企業の社長、役員、起業支援団体・ニュービジネスブレイン機構の代表理事などを歴任した。『明治史の研究』で文筆活動に入る。趣味は歴史散策、美術館・博物館巡り。日本ベンチャー学会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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