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出版社内容情報
◎近代日本の確立に貢献した海外実習生たちの詳細な報告書を精選。
1897(明治30)年、日清戦争後の貿易拡張計画の一環として、農商務省は、海外実業習生派遣制度を創設。審査によって選抜された志願者に3年にわたり一定の補助金を支給した上で海外に滞在させるというもので、1928(昭和3)年までの30年間継続されました。練習生の合計は857名。美術工芸、株式取引、製鉄、農業など50におよびます。本企画は、彼らに義務づけられた報告を掲載した専門誌を復刻集成するものです。経済・工業・農業・芸術等々、近代日本の源流が集約されている最も基礎的な資料です。