内容説明
この本には、自閉症、脳性マヒ、ダウン症候群などの、さまざまな事情で学習に遅れがみられる人たちが出てきます。まず、人がその生涯を通じて、学んでつかう必要のある知識と技能には、どんなものがあるか考えてみましょう。それから、この本に出てくる人たちが話してくれる、経験に耳をかたむけてみましょう。
目次
学習について考えてみよう
学習の遅れ
学習に遅れがみられる人たちに会ってみよう
失読症
助け合おう
家庭やホームで
能力をのばす
仕事にでかける
余暇活動
用語解説
著者等紹介
一番ヶ瀬康子[イチバンガセヤスコ]
1927年、東京都生まれ。日本女子大学校卒業後、法政大学大学院博士課程を修了。日本女子大学に43年間勤務。現在、長崎純心大学教授。社会福祉学、児童福祉、女性福祉、障害者・高齢者福祉等著作多数。日本福祉文化学会・介護福祉学会会長
河東田博[カトウダヒロシ]
宮城県生まれ。ストックホルム教育大学大学院(博)修了。東京都東村山福祉園主事、ストックホルム教育大学研究員、四国学院大学教授を経て、現在徳島大学医療短大教授
杉田穏子[スギタヤスコ]
大阪市立大学大学院(博)修了。就学前障害児のための相談室に勤務した後、短期大学教員を経て、現在四国学院大学助教授。知的障害をもつ人とその家族への援助法を模索中
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