出版社内容情報
サティと20世紀前衛芸術活動の軌跡を展望。彼の幅広い芸術活動、ピカソ、コクトーなど同時代の芸術家たちとの交流等を豊富な作品と写真で紹介。サティの全てがわかるファン必携の一冊。
内容説明
本書は、サティの生涯と芸術活動に焦点をあてたものであると同時に、サティを通してみるピカソ、コクトー、マン・レイら同時代の様々な芸術家たちの展覧会でもあります。
目次
イントロダクション 一人の作曲家と彼をめぐる画家たち
第1部 モンマルトルのエリック・サティ
幕間 スポーツと気晴らし
第2部 モンパルナスのエリック・サティ
コーダ エリック・サティの突飛な発明
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ebi_m
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2000年のエリック・サティ展の図録だそうだが、今年の「エリック・サティとその時代展」の予習に、と思って。画像が小さくて残念だけど今年の展示よりも点数は多かったように思う。読み応え・見ごたえあり。2015/08/20
YnariY
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貴重な視覚的資料が、いっぱい。 以下、自分用メモ *エドガー・アラン・ポー シャ・ノワール(黒猫)の名称は、短編小説のタイトルから借用 *ミハイル・ラリオノフ「パラードと結婚のスコアを読む」 コクトーは演出についての自分の考えをしきりに押し付けようとする ので、「raseur(ひげを剃る意raserから派生した語)」とみなされて いた。これは元気旺盛であるがゆえにほかの人々をうんざりさせる 人物を意味するフランス語特有の表現である。 2009/08/01
foris
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大規模書店においていなくて、アマゾンさんに3点在庫あり。ご注文はお早めに。 なんて言われると買ってしまうわけです。2011/04/03