書誌書目シリーズ<br> 帝室博物館所蔵書籍解題 〈第3巻〉 - 幕府・関係機関旧蔵 記録類・伝記類・軍記類

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書誌書目シリーズ
帝室博物館所蔵書籍解題 〈第3巻〉 - 幕府・関係機関旧蔵 記録類・伝記類・軍記類

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784843300299
  • NDC分類 029
  • Cコード C3300

出版社内容情報

◎東京国立博物館の前身、帝室博物館が所蔵していた書籍の詳細な解題書目を影印版にて刊行。


徳川幕府旧蔵の書籍や、周辺の諸機関(和学講談所・医学館・蕃書調所・昌平坂学問所など)の蔵書のほとんどは、三箇所(国立国会図書館・国立公文書館内閣文庫・東京国立博物館)に収蔵されているといわれるが、その内の東京国立博物館(当時「博物館」のち「帝室博物館」)が、明治十年の時点で所蔵していた古典籍の中から稀書珍籍を選び、詳細な解説を加えたもの。その収録分野は歴史・文学から農業・数学・芸術に至るまで、人文・社会・自然などの広範囲にわたり、また、当代の碩学であった、村山徳淳・黒川真頼による解題は極めて信頼できるものです。

第3巻●記録類/伝記類/軍記類

【編者・村山徳淳】天保3(1832)年~明治26(1893)年。号拙軒。字大撲。医家・漢学者。塩田順庵の第二子。医学館に奉職するかたわら、ペリー来航に際し『米舶紀事』を著し時勢を論じる。また遣米使節の一員として渡米、帰国後『奉使日録』を著す。維新後、文部・大蔵・内務の各省の省史編纂を委嘱され、また博物局にあって黒川真頼と『工芸志料』及び今回紹介する『博物館書目解題略』を編む。

【校閲者・黒川真頼】文政12(1829)年~明治39(1906)年。号荻斎。旧姓金子。国文学者・歌人。13歳で黒川春村に入門し、のちその養子となる。帝国大学・東京美術学校・東京高等師範学校などで教鞭を執るほか、御歌所の寄人を務める。国語音韻の研究のほか風俗史・美術にも造詣が深かった。『考古画譜』『日本文学大要』など著書多数。