内容説明
人の心の物語を聴きつづけて三十年。臨床家としての実践に力を尽くしてきた著者が、じしんの心の足跡を辿って書いたフェミニストカウンセリングへの招待。カウンセリングに関心をもつ全ての女性に、そしてカウンセラーとして働く仲間たちへ…。フェミニストカウンセリングの基本的な考え方を示した書でもある。
目次
第１部 フェミニストカウンセリングへの道（私はなぜカウンセラーになったのか；なぜフェミニストカウンセリングなのか；女性の心の危機について；性暴力とフェミニストカウンセリング）
第２部 私の参考書から（女性の生き方をめぐって；心の秘密；フェミニズムの周辺）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akubineko
2
法や制度はできても、実際はまだまだ男社会だ。今様々な問題で悩んでいる女性達が横の繋がりを持ち、個人的な体験が、女性共通の体験であることに気付いてほしいと、考えている。８０年代のようにCRグループができ、様々な問題を語り合いたい。2010/06/18
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