出版社内容情報
環境先進国であるドイツ、スウェーデン、デンマークの国家都市の「人にやさしい都市づくり」を紹介し、環境問題を考える予防対策とその実行に取り組むことで将来の経済的損失を少なくする予防原則に基づいて、ドイツ、スウェーデン、デンマークをはじめとするヨーロッパと北欧諸国は、高度な福祉国家と環境先進国を構築してきた。持続可能な発展は、ライフスタイルに根付いた無理のないエコロジーと、社会的にうまく機能させ、経済的に利益を生むことで実現される。これらの国家都市が取り組んできた「人にやさしい都市づくり」を紹介し、予防原則の重要性への理解を促す
1部:ドイツ 1章:ヴォーバン地区の持続可能な街づくり 2章:フライブルクのリサイクルセンター 3章:自転車に最もやさしいミュンスター
2部:スウェーデン 4章:ストックホルムの環境政策と環境コミュニケーション 5章:ハンマビー臨海都市 6章:カルマルの持続可能な発展
3部:デンマーク 7章:エネルギー政策 8章:ミドルグロン洋上風力発電施設 9章:カールスバーグの環境保全 10章:アルバーツルンの廃棄物行政 補章:コペンハーゲンのごみ収集事情
長谷川 三雄[ハセガワ ミツオ]
現在、国士舘大学政経学部教授。日本大学工学部非常勤講師、環境省環境カウンセラー(市民部門)、埼玉県環境アドバイザーを務める。ヨーロッパや北欧の環境先進国が取り組んでいる予防原則に基づいた「人にやさしい都市(まち)づくり」の調査研究に従事。テキサス大学オースチン校客員研究員、富士見市環境審議会会長等を歴任。主著に『人間と地球環境』『写真で見る環境問題』
目次
1部 ドイツ(ヴォーバン地区の持続可能な街づくり;フライブルクのリサイクルセンター;自転車に最もやさしいミュンスター)
2部 スウェーデン(ストックホルムの環境政策と環境コミュニケーション;ハンマビー臨海都市;カルマルの持続可能な発展)
3部 デンマーク(エネルギー政策;ミドルグロン洋上風力発電施設;カールスバーグの環境保全;アルバーツルンの廃棄物行政;コペンハーゲンのごみ収集事情)
著者等紹介
長谷川三雄[ハセガワミツオ]
1951年生まれ。日本大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、国士舘大学政経学部教授、日本大学工学部非常勤講師、環境省環境カウンセラー(市民部門)、埼玉県環境アドバイザー。ヨーロッパや北欧の環境先進国が取り組んでいる予防原則に基づいた「人にやさしい都市(まち)づくり」の調査研究に従事。テキサス大学オースチン校客員研究員(1991年~1992年)、富士見市環境審議会会長(2002年~2011年)、首都圏西部大学単位互換共同授業「環境と生活」コーディネーター(2004年~2006年)等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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