目次
第1章 「法の理論と哲学おけるディヒョトミー化」について
第2章 刑法にとって自由意思論は無用か
第3章 刑法と自由意思
第4章 認知科学と故意・過失論
第5章 刑法(学)のための行為概念―システム理論的構想の素描
第6章 認知科学と刑法的行為論―アウトポイエティッシュなシステム理論を顧慮して
第7章 共謀共同正犯
第8章 組織と犯罪―システム理論と経営組織論からのアプローチ
第9章 企業法人の犯罪主体性
第10章 ドイツ環境刑法の概観
第11章 21世紀刑法学の視座―システム思考の必要性
著者等紹介
松村格[マツムライタル]
昭和18年(1943年)台北生まれ。昭和49年(1974年)中央大学大学院法学研究科(刑事法専攻)博士課程修了。現在、駒澤大学法学部教授・博士(法学)(中央大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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