目次
第1章 イントロダクション(シンボリズムと境界;シンボリズムと意味;シンボル・文化・コミュニティ;コミュニティ―「古典的」伝統とシカゴ;シカゴの残骸―露呈した神話の数々;結論)
第2章 境界をシンボライズする(境界と社会変動;儀礼と境界;シンボリックな反転と自意識)
第3章 意味のコミュニティ(コミュニティ―構造か、あるいはシンボルか?;シンボリズムと社会変動;外見と偽装;外見と変容)
第4章 コミュニティのシンボリックな構築(精神的構築物としてのコミュニティ;過去をシンボライズする;現在に反応する―エスニシティとローカリティ;コミュニティとアイデンティティ;対立と境界―コミュニティのシンボル的構築)
著者等紹介
コーエン,アンソニー・ポール[コーエン,アンソニーポール][Cohen,A.P.]
1979年マンチェスター大学の社会人類学専任講師。1971年:同社会学専任講師に転属。その後、オンタリオ州キングストンのクイーンズ大学助教授、ニューファンドランド州メモリアル大学(カナダ)研究員を歴任。エジンバラ大学人間社会科学部教授。サザンプトン大学で1967年に哲学・社会学士、1968年に社会学・政治学修士、1973年に政治人類学博士を取得。これまでの業績は、単行本が2冊、雑誌論文、シンポジウム論文多数。王立人類学会会員。社会人類学会委員会委員。農村経済社会研究会メンバー
吉瀬雄一[ヨシセユウイチ]
1951年横浜市生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1984年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。関東学院大学文学部教授。都市社会学専攻
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