内容説明
本書は、初めて経済学史・思想史を学ぼうとする学生諸君のために編まれたものである。それだけに、まずは分かりやすく、同時に本書で学んだことが、次に進む準備となるよう、主題を選び、叙述しようと心がけた。経済学の歴史の中で本流を形成し、また経済学の源流、あるいは発想の原泉になったと思われる人々を選び、さらに彼らをできるだけ1つのまとまりとしてくくり、その思想的特徴を大掴みに捉えた。
目次
第1章 重商主義
第2章 重農主義
第3章 古典派経済学
第4章 マルクスの社会思想と政治経済学批判
第5章 歴史学派経済学
第6章 限界革命:ミクロ経済学の源流
第7章 1930年代とケインズ革命
著者等紹介
金子光男[カネコミツオ]
1943年生まれ。1967年明治大学政治経済学部卒業後、同大学院を経て、1987年同学政治経済学部教授となり、現在に至る
長峰章[ナガミネアキラ]
明治大学政治経済学部助教授
遠藤哲広[エンドウテツヒロ]
九州共立大学経済学部助教授
生方卓[ウブカタスグル]
明治大学政治経済学部助教授
原田哲史[ハラダテツシ]
四日市大学経済学部教授
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