内容説明
激しく変化する教育状況下にあって、学校教育の成果は教師の資質能力に負うところがきわめて大きいことは明らかである。学校教育改革の論議は、いつの時代も教師論に帰結する。魅力ある優れた教師に求められる資質能力とは、どのようなものであるべきか。また、教科指導の充実のみならず、子どもたちに生きる力を育成する教師の実践的指導力をどのように高めるか。本書には、このような学校における教育実践に直結する教師論が展開されている。そして本書は、中等教育段階の教師論に幼児教育の保育者論という視点をも加えて、教師総論・教師の実践活動・教師のあり方という３編構成で編纂されている。
目次
第１編 教師総論（教職の意義と教育者論；教職の歴史と教員養成；教育行政と教職 ほか）
第２編 教師の実践活動（校務分掌と職員会議；保育内容と保育者；教育内容と学習指導要領 ほか）
第３編 教師のあり方（教員の研修と服務規程；生涯学習と教員；学校改革と教員 ほか）
著者等紹介
長尾和英［ナガオカズヒデ］
１９７９年関西学院大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、大阪商業大学総合経営学部教授
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