内容説明
本書は、リモートセンシングの基礎知識をもたない読者のためへの物体がもつ分光反射特性についての説明、リモートセンシングによって得られた物理反応を生物の量や反応に読み換える技術、土壌や水、熱といった農業環境要素の定量的把握のための技術、新しい方向として、衛星リモートセンシング情報と地理情報とを併用することによって、われわれにとって今、大きな課題となっている地球環境問題へのアプローチ、実際にこれから衛星データを購入して解析してみようという研究者のためへの基本的な画像解析法について解説している。
目次
第1章 リモートセンシングと農業
第2章 作物資源調査と栽培管理情報
第3章 環境の特性解明と定量的把握
第4章 環境変化と人間活動の影響
第5章 リモートセンシング・データの取扱い