目次
1 水族館へ行こう 大人の水族館の楽しみ方・味わい方
2 水族館の歴史 水族館その歴史的な歩み
3 水族館の調査・収集 さかなを調べる・集める・運ぶ
4 水族館の飼育展示・保全 さかなを飼う・見せる・増やす
5 水族館と社会 水族館の社会的存在を考える
6 水族館と環境 食と環境問題と水族館
7 水族館のこれから 人とさかなと水族館の関係
著者等紹介
錦織一臣[ニシキオリカズオミ]
1968年生まれ。葛西臨海水族園副園長。東京水産大学(現東京海洋大学)水産学部卒、福島大学大学院地域政策科学研究科修了。小笠原水産センター、恩賜上野動物園、多摩動物公園などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えぬ
3
水族館をこういう視点で学んだことはなかった。興味を惹かれ、もっと学びたいと思い、しかも参考文献の紹介も丁寧でいい。水族館の裏側を知りたい人向け。2019/08/30
哲学ch
2
水族館に来る目的は、水族館特有な雰囲気が好き、水中を感じられる非日常感を味わう、くらげなど漂う生き物からの癒し、食を通じての教育など様々だ。しかし、水族館の魅力はもちろん生き物の展示にある。展示の楽しみ方は、魚の泳ぎ方、餌の食べ方、名前などだ。餌の時間に行くと泳ぎ方、食べ方などがよく知ることができるのでおすすめである。2021/07/07
やま
1
水族館の歴史や構造などについて書かれた重厚な内容。2019/01/14
morinatsu
0
水族館の歴史とか、舞台裏とか、水族館そのものを見るだけでは見えてこないところまで解説した本。 「様々な矛盾を抱えつつ、これからも我々は生き続ける」的な決意表明。2019/02/02
にわ
0
最終章が長い。それまでは、興味を持ちつつ「へぇ〜」と読んでいたが、最終章は抽象的な同じ話を何回も捏ね回しているように思えて、辛かった。きっと、立場とか職位とかそういうことで、この割当になったのだろうが。とにかく、水族館職員も自分たちが社会の中で果たす役割について悩んでいるのだと思った。でも、悩み工夫し続けることが出口を探す唯一の方法であり、それを踏み違えてお客さんが離れてしまったときこそ、水族館が社会の中で存在価値を失うときなのだろう。2022/09/22