内容説明
本書では、ねじ締結体の品質を少しでも上げるべく、ねじ締結の基本から設計検討手法、評価手法、検査手法に至るまで、ねじ締結全般についてわかりやすく解説することにした。
目次
1 ねじ締結体設計の基本的な考え方
2 ねじ締結部の不具合現象
3 ねじ締結の基本
4 ねじ締結体の設計方法
5 ねじ締結体の信頼性評価方法
6 ねじ締付けの検査方法
7 各種ねじ部品の使い方
8 ねじの設計計算事例
著者等紹介
酒井智次[サカイトモツグ]
1941年愛知県岡崎市で生まれる。1964年名古屋大学工学部機械学科卒業。1966年名古屋大学大学院工学研究科機械工学専攻修士課程修了。1966年トヨタ自動車工業(株)入社。1979年工学博士。主として、各種自動車部品の強度・信頼性に関する試験・研究・開発に従事。2001年(株)トヨタテクノサービスに移籍。ねじに関する教育と技術相談に従事。1976年精機学会大越記念会より「超音波を利用したボルト軸力測定装置の開発と実用化」の業績により大越記念賞を受賞。1998年日本機械学会より「ねじの締付けとゆるみに関する研究と設計への展開」の業績により日本機械学会賞(技術功績)を受賞。2002年日本機械学会のフェローに認定される
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