目次
第1章 古典文法入門
第2章 動詞・形容詞・形容動詞―用言
第3章 助動詞
第4章 助詞
第5章 名詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞
第6章 敬語
第7章 文と文章
第8章 修辞
著者等紹介
中村幸弘[ナカムラユキヒロ]
1933(昭和8)年生まれ。1956年、國學院大学文学部文学科卒業。公立高等学校教諭・國學院高等学校教諭を経て、國學院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シロクマぽよんぽ
2
中学高校の古典文法担当者は、大野晋『古典文法質問箱』と併せて読んでおきたい。なぜ「参る」には謙譲と尊敬の用法があるのか、助動詞「まし」の未然形と已然形はなぜ同形なのか、「聞こえさせたまふ」や「のはまはす」は、なぜ助動詞「す」「さす」として解釈しないのか等、現場で教えていると直面するであろう疑問に対して、かなり詳しく答えてくれる一冊。内容とは関係なく、丸ゴシック体が非常に読みにくいのが難点。続編では修正されているが、こちらもぜひ修正してほしい。2022/05/29
中村明裕
0
現在の学校文法の水準。