内容説明
大・大長編小説『火山島』はいかにして生まれたのか?作家みずからが語る金石範文学の軌跡。
目次
済州島/四・三事件/小説家金石範―この本の読者のためにひとこと
1 虚構(フィクション)と現実と、そして小説を書き続けるということ
2 私が小説を書くに至るまでの重い軌跡と四・三済州島武装蜂起事件
3 小説『火山島』の背景と登場人物たちをめぐって…
4 現代文学としての『火山島』と現代文学者としての金石範
5 世界文学としての『火山島』をどう読むか?
6 現代文学のゆくえ、物語・想像力・自己超越
あとがきにかえて 金石範文学の先に見えるもの
著者等紹介
金石範[キムソクポム]
1925年生まれ。京都大学文学部美学科卒。小説家
安達史人[アダチフミト]
1943年生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒。現在、武蔵野美術大学講師
児玉幹夫[コダマミキオ]
1969年生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒。フリーで編集・デザイン・DTP等、本づくり全般を生業としている
内田亜里[ウチダアリ]
1978年生まれ。東京造形大学デザイン1類写真コース卒。写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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