内容説明
浅草から東海道へ。師・平賀敬曰く、「とにかく俺を見てろ」。それがとんでもない、「おかしな日々」の始まりだった―大磯・浅草・根府川・根津・静岡と「逐電」する画家、ミノヒョーゴの妄想的人間学。描き下ろし挿絵20枚!友人・スズキコージとの対談も収録。
目次
1 私の絵画事始(大磯)
2 浅草人間絶景論
3 逐電日記
4 藁科日記
5 逐電のススメ(終章)
対談 恋をしましょう恋をして(スズキコージ;ミノヒョーゴ)
フクスケ来訪、居候す
著者等紹介
美濃瓢吾[ミノヒョーゴ]
1953年、大分県に生まれる。立教大学経営学科卒業。出版社退職後、画家・平賀敬に師事。30歳代を浅草木馬館で過ごす。福助・招き猫・大入看板画といった、いわゆる「祝額」を描き、大衆絵画をめざす。最近では、「浅草人間絶景論」と銘打ち、近未来の活人画(人間マジック)または見世物もどき浅草版「洛中洛外図」世界へと筆を進める。さらに仲間たちと「行商美術」を名乗り全国津々浦々を美術徘徊。現在は静岡に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。