思索集―藤田昭子の原風景

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  • サイズ B5判/ページ数 170,/高さ 24cm
  • 商品コード 9784842100388
  • NDC分類 710.4
  • Cコード C0071

内容説明

生まれてから今日までには、その時々の変化はあったが、私はいつもずっとため込んでいて、ある日、膨れ上がり、手には「土」をにぎっていた。そして「土」を練り、かたちづくることを始めていたと思う。ある時には、数年の膨らみが、大きなエネルギーとなって、一度に吐き出したこともある―。これは、創るという表現を選び、まるで過去から持ち続けたカルマを育んでいたかのようだった。「土」と「かたち」への想い。造形作家、藤田昭子の軌跡。

目次

「土」からの思想
身近な人達の死の後で―「大和泥人形」
敗戦後の闇をくぐって
小関先生との出会い
「生きもの」という私の頁
長い旅のように
私の求めている空間
海辺の家
心安まる船のような家
ある日の夢の家〔ほか〕

著者等紹介

藤田昭子[フジタアキコ]
1956年波の子造形研究所設立(神奈川県平塚市)。3歳児からの美術教育、知的障害児のための美術教育を現在まで実践及び、造形教育発表会を開催。57年横浜国立大学学芸部卒業。73年アトリエ・陶芸窯を設立。82年4年間のブラジル滞在アトリエを設立(カンピナース・ブラジル)。85年カンピナース大学美術学部造形教育学科(陶芸)教授。98年女子美術大学大学院教授(陶造形)
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