内容説明
「国語」の創生と教育・日本語に絶望した人々・「正しい日本語」という幻想・「国語」から日本語へ、そして…。日本語という一種の虚構を創り上げるために、「国語」教育がいかなる働きをしてきたのかを読み解き、日本語の過去と未来を展望する。
目次
1 見取り図
2 日本語の歴史
3 「国語」の創生と教育
4 「国語」教育の形成過程
5 「国語」教育の戦後
6 日本語の未来
7 むすび
著者等紹介
鈴木義里[スズキヨシサト]
1953年生まれ。北海道大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学術博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ステビア
18
開かれた日本語へ。2020/12/28
samandabadra
2
内容としては最初のほうは面白かったが 後半は… 時代背景を持って説明するのはそれでいいけど 名前負けしているような気がするなあ。 国語教育に関するものとしては 参考になるところもあるが 表題に関する件に限り 田中克彦氏、イヨンスク氏などの 議論を読んでいるものとしては あまり新鮮さはない ところで実体が定まらないものを 虚構といってしまっていいものいいものだろうか… 2009/05/18
ブルーローズ
0
衝撃的なタイトルですが、日本における国語教育のあらましなどが載っています。我々の思考スタイルを作った教育ってどんな?ってことで教育関連じゃなくても面白く読めます。2010/05/06
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