- ホーム
- > 和書
- > 看護学
- > 基礎看護
- > 看護管理・クリニカルパス
出版社内容情報
ナチス収容所生存者の調査を端緒として以後深化した画期的な健康科学理論。人はストレス要因にどう対処し、健康はどのように生成維持されるのか。今後の医学・医療・看護・福祉等の基礎となる注目の理論の要点と今後さらに解明すべき点などを日本の代表的な研究者らがわかりやすく説く。
内容説明
病気生成論から健康生成論へ着眼点をシフト。ストレス対処・健康維持のメカニズムを個人レベルでなく社会レベルでとらえる注目のSOC概念をやさしく説く。医療・看護・福祉関係者をはじめ一般の方々にとっても、目からウロコの視点を提供する画期的な書。
目次
ストレス対処能力SOCとは
SOCはどのように測ることができるのか
SOCの形成要因―SOCはいかにして育まれるのか
成人のSOCは変えられるか
SOCと健康
SOCと社会
家族のSOC
紛争とSOC
患者のSOC
病気の子どものSOC―病気の子どものSOCは病気ではない
高齢者のSOC
子どものSOC―今、なぜ子どものSOCか?
労働者のSOC
今後の課題
著者等紹介
山崎喜比古[ヤマザキヨシヒコ]
東京大学大学院医学系研究科・准教授・健康社会学教室主任
戸ヶ里泰典[トガリヤスノリ]
山口大学大学院医学系研究科環境保健医学分野・助教
坂野純子[サカノジュンコ]
岡山県立大学保健福祉学部保健福祉臨床講座・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セクシー先生
0
専門的な書籍ですから、万人におススメかというとそうでないですが、 ひところでいうと、タイトル中の「SOC」とは「健康力」と解釈できると思います。 とても、重要な分野ですから、もっと勉強したいと思いました。 新書版のようなものが出ると、認知度が向上すると思うのですが どうでしょうね。2014/08/13
Akihiro Nishio
0
良書であった。SOC概念ができるまでの歴史的経緯から、その後の各国における研究成果、今後の課題などをこの1冊で見通すことができる。アントノフスキー自身の著作は、まだ読んでいないが、おそらくかなり思弁的なので、こちらを先に読んだほうがわかりやすいと思う。2012/11/29
-
- 和書
- メロディ聴音の指導