内容説明
紛争後の社会における平和と安定を導く「和解」とは―南アフリカ、東ティモール、シエラレオネ、ルワンダ…。各地で発展した多様な姿を活写する。
目次
序章 移行期正義規範の形成と多系的発達
第1章 多元的規範の形成と伝播―本書の分析の枠組み
第2章 移行期正義の発達と和解概念の変化
第3章 移行期正義における和解のローカル化
第4章 トランスナショナル・アクターの登場と和解の伝播
第5章 刑事裁判のローカル化―応報的正義としてのローカル正義
第6章 和解の再ローカル化プロセス―伝播経路の確立
第7章 和解規範・制度の多元化プロセスとアクターの役割
著者等紹介
クロス京子[クロスキョウコ]
1971年兵庫県西脇市生まれ。神戸市外国語大学外国語学部英米学科中途退学。京都外国語大学外国語学部英米学科卒業。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士前期課程修了。修士(国際公共政策)。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了。博士(政治学)。現在、立命館大学立命館グローバルイノベーション研究機構専門研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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