マイノリティの国際政治学

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784842055404
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C3031

内容説明

世界が直面するエスニック紛争、その対立と和解の分水嶺は何か。本書では、国内政治と国際政治の相互作用への視座を意識して、マイノリティ問題の現状分析を行った。長期間(あるいは比較的短期間)エスニック紛争が続き、問題の解決が遠いと思われた事例、グローバリゼーションによるマイノリティ問題の普遍化、そして国際的な規範の形成、またその規範の履行や逸脱という3つの視角を設定している。

目次

マイノリティと政治学・国際政治学
1部 対立と和解のエスニック・ポリティクス(紛争の終結から分断の超克へ―北アイルランドにおける社会共有の模索;南アフリカの民主主義定着にむけて;イスラエル・パレスチナの対立構造と共存への展望;旧ソ連・東欧の民族紛争;ユーゴスラヴィアの民主化)
2部 グローバリゼーションとマイノリティ(マイノリティとしての移民・外国人労働者;マイノリティの権利保障に取り組むアクター;マイノリティと環境問題;統合モデルとしての多文化主義)
3部 国際規範とマイノリティ(マイノリティと国際法;イスラーム復興と「異議申し立て」;日本の先住民族問題と国際政治―アイヌ・琉球民族の「脱植民地化」と「集団的権利」の獲得;マイノリティの安全と国際安全保障)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

18
マイノリティの問題を国際政治上どう捉え、解決に導いていくことは数々の困難はありますが進めていかないとならないと感じます。ただマイノリティ絶対の方向に振れていくことにも危険性を゙感じます。2024/08/29

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