内容説明
海洋法の全体像を体系的につかむ。領域別テーマと問題別テーマでわかりやすくコンパクトに解説。
目次
総論
領海と接続水域
内水、島、群島水域
国際海峡
排他的経済水域
大陸棚
公海
深海底
漁業資源の保存と管理
海の安全保障
海洋環境の保護
紛争解決
著者等紹介
林司宣[ハヤシモリタカ]
早稲田大学名誉教授
島田征夫[シマダユキオ]
早稲田大学名誉教授
古賀衞[コガマモル]
西南学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シノウ
4
判例などが適度に網羅されている。制度の成り立ちや背景などもあって分かりやすい。 海洋利権は言い出した方が勝ちのようは雰囲気を感じた。今後は科学技術の進歩によってより海底の争いが多くなるのかもしれない。長期的視野と客観的な判断で上手に立ち回っていく必要があるのだろう2019/10/28
蟹
1
国連海洋法条約を中心としているが、その成立以前から、海洋に関する国際法の発展を、ジャンル別に詳しく解説している。個人的には、漁業や大陸棚、環境保全に関する国際法がよくまとめられているのが新鮮。最後の各種調停制度については、正直複雑すぎて・・・2018/07/15