内容説明
環境紛争回避の現状と展望。実証的解明を通じて制度の実効性促進への方途を探る。
目次
事前協議の活用現象をいかに捉えるか?
第1部 3つの類型における導入の展開(直接関係二国間の利害の調整;直接関係国間の相互利益の多辺的実現;関係国の共通利益の実現)
第2部 環境条約制度の実施過程における機能とその実効性確保(導入形態における特徴;執行手段としての意義とその発展;実効性の確保)
執行過程論の構築へ
著者等紹介
児矢野マリ[コヤノマリ]
愛知県に生まれる。1989年東京大学法学部卒業。1991年英国ケンブリッジ大学大学院修士課程修了。東京大学法学部助手、(文部省)学位授与機構審査研究部助教授を経て、静岡県立大学国際関係学部助教授(国際法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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