内容説明
本書は、国際投資に関する法律問題について概説したものである。読者対象は、主としてこれから会社の国際法務や国際事業に携わることを希望する学生、経済官庁に勤務したいと希望する学生、外国のロー・スクールに留学し将来渉外法務の弁護士になろうとしている学生などを想定している。
目次
第1部 基礎(国際投資法の理論;国際投資法の基礎;投資受入れ国の国内法;投資母国の国内法;第三国等の関係法;投資受入れ国と投資母国との間の国際法)
第2部 応用(多国籍企業;会社の国籍―アメリカの国際投資のケース;海外子会社の再投資―投資保険法上の適格性;貿易関連投資措置;しのびよる国有化;カントリー・リスク;資源開発投資;国際投資の情報開示)