内容説明
労働者の「結社の自由」と労働組合の再生を!運動・思想・理論史をたどり、“現況”に即した権利の活性化を考える。
目次
第1章 序論―わが国における団結権の課題と展望
第2章 労働団体法の変容と課題
第3章 規制緩和政策と社会的人権ならびに労働法の課題
第4章 最高裁「都教組事件判決」の二〇年と最高裁「埼教組事件判決」
補論(地方公営企業職員の争議行為禁止の合憲性;人事院勧告の凍結と代償措置の限界)
第5章 地方公務員の派遣と混合組合問題―「二一世紀ひようご創造協会事件」を契機として
第6章 戦前の日本における団結権思想の発展
著者等紹介
片岡昇[カタオカノボル]
1925年京都府生まれ。1948年京都帝国大学法学部卒業。現在、京都大学名誉教授
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