内容説明
自由の哲学的基礎づけを重視しつつ、通説化している人権諸理論をいま一度根底からとらえ直す。通説をとる人も、そうでない人も、誰もが向き合うべき刺激に満ちた論争の書。
目次
基本権論
権利章典の背景にあるもの
20世紀の基本権
基本権の体系
基本権の享有主体
基本権の効力(法的拘束力)
基本権の限界と公共の福祉
平等原則―14条の解釈
包括的基本権―幸福追求権
思想および良心の自由
信教の自由
表現の自由
歯苦悶の自由
居住・移転の自由および職業選択の自由
財産権
生存権
教育を受ける権利
勤労権
労働基本権l適性手続保障
著者等紹介
阪本昌成[サカモトマサナリ]
1945年広島市に生まれる。1967年広島大学経済学部卒業。1969年神戸大学大学院法学研究科修士課程修了後、京都大学大学院法学研究科博士課程編入後、神戸大学法学部助手、その後、広島大学政経学部助手、同講師、助教授、教授、さらに九州大学教授を経て、立教大学法学部教授、法学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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