内容説明
「司法権の独立」と鋭い緊張関係に立つ「裁判官への民主的統制」。公正な裁判を実現するためこの2つの要請をどう両立させるべきか。アメリカの判例・法理の史的展開を丹念に検証した意欲作。
目次
第1章 連邦議会の弾劾権と司法審査
第2章 連邦裁判官懲戒制度の改革動向
第3章 ヘイスティングス判事弾劾事件の司法判断分析
第4章 カリフォルニア州における住民参加型裁判官規律制度の課題
第5章 連邦最高裁判所における裁判官忌避制度の問題点
第6章 連邦議会の調査権と司法権の独立
結論に代えて―わが国制度への示唆
著者等紹介
土屋孝次[ツチヤタカツグ]
1960年大阪生まれ。専攻:憲法学。略歴:近畿大学法学部法律学科卒業、近畿大学大学院法学研究科博士後期課程修了。近畿大学工学部講師、同助教授を経て、近畿大学法学部准教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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