内容説明
本書の特色は、アメリカ民主制の生成期を説明するのに憲法制定会議での討議内容を検討することで解明を試みた第一編と、憲法修正や判例によってアメリカ合衆国の連邦統治制度が変遷してきたことを解説している第二編から構成されている点にある。そして、第二編では、憲法に規定されている政治機関の組織、権限、作用が憲法修正や判例によって変遷してきたことが解説されている。つまり、アメリカ民主制の生成と憲法の展開とでも称すべき研究書である。
目次
第1編 連邦国家の樹立と憲法(共和制の確立;憲法の基本理念)
第2編 憲法(前文;立法府;行政府;司法府;連邦条項;憲法修正、連邦優位、憲法批准と発効)
著者等紹介
阿部竹松[アベタケマツ]
1934年5月23日生れ。米国オクラホマ州立大学卒。現在、日本大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 私がひとりで生きてくなんて 分冊版(2…