内容説明
「目標としての人権」を「確保された人権」へと高めるためには、議会政治の今日にあっては、まず「人権を侵害された」と主張する者たちの声が多数を形成することが要求されます。本書は、この社会で虐げられている人々の「呻き声」をわかりやすく取り上げたものです。
目次
1章 社会のなかの子ども
2章 職場のなかの女性―セクシャル・ハラスメントをめぐって
3章 老人と社会
4章 容疑者の人権
5章 勤労者―働きすぎ問題の基盤
6章 国際化のかけ声と外国人労働者の処遇
7章 在日韓国・朝鮮人の歴史と人権―国際化の原点として
8章 障害を持つ人をめぐる雇用環境
9章 精神史的立場から見た「人権」―その現代的変容への道
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