内容説明
裏通りにすててあった古ぼけた洗面戸だなと、はんぱもののプラスチック人形。少年オムリが誕生日にもらったのは、そんなさえないものだった。でも、ひいおばあちゃんの形見の古い小さな鍵を見つけて、戸だなの鍵穴にさしこむと…。世界１３か国で愛されている、イギリスの傑作ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブラックティー
1
おもちゃの人形が命を持って動きだすというあらすじを見て、映画『ナイト・ミュージアム』のような物語をイメージしていたのですが全く違いました。 人形たちはサイズこそ小さいものの生身の人間の身体とそれぞれの人生を背負って生きているのです。その事に気づき、徐々に人形たちを思いやり、尊重するようになっていく主人公の姿に暖かな気持ちになりました。2011/04/16
末件
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