内容説明
かつて密教隆盛の聖地、インド東部・オリッサの仏教遺跡を5年にわたり踏査、撮影。弘法大師空海がわが国にもたらした密教の源流を探る!8世紀初頭、80歳でインド・オリッサからシルクロードを踏破して唐の都・長安に密教を伝え、空海入唐の機縁となった『大日経』を漢訳したインド僧・善無畏三蔵。その故郷オリッサで華開いた密教は、今も人びとの生活・信仰の中に溶け込み、連綿と息づいている。
目次
図版
解説
尊像解説
図版解説
図版一覧
オリッサと善無畏三蔵、弘法大師空海の時代周辺(年表)
著者等紹介
長谷法寿[ハセホウジュ]
1956年生まれ。独学で仏像彫刻技法を修得。高野山専修学院修了、種智院大学仏教学部研究科修了。同大学非常勤講師。主な仏像彫刻は七観音立像、秘仏三尊像(摩耶山天上寺)。大日如来坐像(高野山・壇上伽藍西塔)など多数謹刻
河辺利晴[カワベトシハル]
1952年生まれ。龍谷大学卒業。広告写真スタジオを経て、(有)カワベスタジオを設立。主に広告用写真を撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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