目次
序論 古代山林寺院研究と山科安祥寺
第1部 安祥寺成立の歴史的背景(近江京・平安京と山科;太皇太后藤原順子の後山階陵;平安京周辺の山林寺院と安祥寺;安祥寺開祖恵運の渡海―九世紀の東アジア交流;宮廷女性の仏教信仰―御願寺建立の史的意義)
第2部 安祥寺文物の世界(安祥寺伽藍の復原;「安祥寺資財帳」の成立;安祥寺と当土刀禰;安祥寺の仏教彫刻をめぐる諸問題―創建期彫像の国際性と新奇性の問題を中心にして;唐時代の石灯篭―中国から見た安祥寺蟠龍石柱)
著者等紹介
上原真人[ウエハラマヒト]
1949年生。京都大学大学院文学研究科教授(考古学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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