内容説明
近代中国の書・画・篆刻の冠、呉昌碩の謦咳に接した知友、弟子等12家の談と、呉氏芸術における伝統と近代のからまりを浮彫りにする斬新な論。しかも、なんと、この呉昌碩は河内弁?!を自在にあやつるのだ。
目次
缶廬先生小伝
缶師の回憶
呉昌碩先生の書法
呉昌碩の篆刻芸術
回憶呉昌碩先生
回憶呉昌碩
缶翁事跡拾遺
略論呉昌碩
呉缶廬論書瑣聞を記す
缶師を憶う
呉昌碩先生を憶う
一代の画師・呉昌碩
著者等紹介
松村茂樹[マツムラシゲキ]
1961年大阪生。筑波大学芸術専門学群卒業、同大学院修士課程芸術研究科修了、同博士課程文芸・言語研究科中退。1982~84年、中国政府奨学金留学生として浙江美術学院(現、中国美術学院)、中央美術学院に学ぶ。芸術学修士。大妻女子大学文学部助教授。専攻は中国文化論
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