内容説明
働きながら研究って、大変だけど、おもしろい。薬局薬剤師として活躍する傍ら、大学で研究を続ける著者の実体験に基づき、学会発表のノウハウから、論文がアクセプトされるためのコツまでをわかりやすく解説。論文作成に不可欠な疫学の知識も豊富に収載。
目次
第1章 薬局にはいっぱい研究の種がある
第2章 研究を行うためには―研究を始める前の基礎知識
第3章 疫学で使う統計―薬局薬剤師に必要な統計知識
第4章 いよいよ研究に足を踏み入れよう
第5章 まずは学会発表をしよう
第6章 そして論文作成に―私が実際に行った研究
第7章 論文を構成する―私の研究を例に交えて
第8章 論文を投稿する―アクセプトまでの流れ
著者等紹介
尾関佳代子[オゼキカヨコ]
薬剤師、医学博士。名古屋市立大学薬学部薬学科を卒業後、名古屋第二赤十字病院薬剤部に就職。のち、結婚、出産を経て、現在は薬局勤務。仕事、家事と両立して、2010年放送大学大学院総合文化プログラム(環境システム科学群)修士課程修了。2016年浜松医科大学大学院医学系研究科博士課程修了。薬剤師として勤務する傍ら、特任研究員として大学で研究を続けている。論文複数発表(英文、日本文ともに)、講師としても活躍している。今後、既存の薬剤師のイメージを超えた新たなステージで職能を発揮する薬剤師を体現するため、“ニューステージファーマシスト”として活動する予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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