薬学の歴史くすり・軟膏・毒物

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  • サイズ B5判/ページ数 231p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784840814089
  • NDC分類 499.02
  • Cコード C3047

出版社内容情報

2012年にフランスで発行された薬学書「UNE HISTOIRE DE LA PHARMACIE REMÈDES ONGUENTS POISONS」の日本語翻訳版。

古代メソポタミアの時代から20世紀の現代までの、薬屋が薬剤師に至る歴史、素朴な治療薬が洗練された現代的な医薬品に変わりゆく歴史、そして錬金術師たちの活躍の歴史、様々な学説の変遷の歴史、薬理学と毒物学の誕生の歴史などを著名な科学者と歴史家が記述した歴史書。

パリ・デカルト大学薬学・生物学部やフランスで最大の医学・薬学関係の蔵書を誇るパリ大学共同保健衛生図書館に所蔵された貴重な学術的・芸術的遺産である色鮮やかな絵画、医療器具などを多数掲載し、画集として楽しむこともできる一冊。


目次
・パリ・デカルト大学薬学・生物学部:科学のために有益な芸術遺産
・有史以前の植物療法から生物療法へ
・薬、水薬、医薬品:継承される歴史
・薬学、その起源から共和暦11年のジェルミナル法まで
・痛みと治療法-古代ギリシャ=ローマ時代から啓蒙の世紀まで
・毒物と医薬品-主要な二学問の誕生:薬理学と毒性学
・現代医薬品の発見:偶然、直観的発想、科学的方法に彩られた歴史
・思考、美、科学

著者
アクセル・カーン(パリ・デカルト大学前学長)
イヴァン・ブロアール(芸術歴史家)
オリヴィエ・ラフォン(薬史学会会長、ルーアン大学医学・薬学部教授)
フレデリック・ダルデル(パリ・デカルト大学学長)
ベルナール・P・ロック(科学アカデミー会員、パリ・デカルト大学名誉教授)

協力・発行
パリ・デカルト大学
マルティニエール社

翻訳
儀我 久美子(日仏薬学会副会長)
高木 要(日仏薬学会名誉会長)
赤羽 薫(日仏薬学会理事)
荒野 あぐり(日仏薬学秋事務局長)
茅沼 順子(日仏薬学会理事)
吉田 優子(日仏薬学会理事)
三澤 美和(日本薬史学会監事・前副会長)
西川 隆(日本薬史学会常任理事)
小清水 敏昌(日本薬史学会理事)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寅ちゃん

4
大型の書物。子供の頃に読んでたら、めくるめく魔術のような世界に魅せられて違った人生になっていたと思う。西洋の歴史、それこそメソポタミア文明から遡る。挿し絵やイラストも多く、時に不気味である。植物の担う役割は非常に広く、呪術的な側面もあるだろう。2022/04/02

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