出版社内容情報
●抗がん薬、ハザーダス・ドラッグ(HD)を正しく怖がるための必読書●抗がん薬、ハザーダス・ドラッグ(HD)を正しく怖がるための必読書
●3年に及ぶ研究の集大成。自施設で活かせる!抗がん薬曝露対策のヒントがここに!
抗がん薬を取り扱う医療従事者は、その曝露から身を守るために対策を講じなければなりません。欧米では早いうちからその認識が広まり、ガイドラインが策定され、近年では抗がん薬を含む「ハザーダス・ドラッグ(HD)」の適正な取り扱いについて法制化する動きも出てきています。わが国でもここ数年でガイドラインが作成されるなど、曝露対策への取り組みの機運が本格的に高まってきています。
本書は、国立病院機構(NHO)ネットワーク共同研究「多施設共同抗がん薬曝露実態調査と医療従事者の安全確保のための『Hazardous Drugsの安全な取り扱い』の概念構築」の研究班〔全国32施設(代表9施設)〕の3年間にわたる研究・調査の結果をもとに、どのような対策がどのような成果につながったかを解説した事例、曝露対策の基本知識、理解しておくべきQ&Aを一冊にまとめたものです。抗がん薬曝露対策を現場目線で後押しする必読書です。
NHO「HDの安全な取り扱い」の概念構築研究班[エヌエイチオー エイチディーノアンゼンナトリアツカイノガイネンコウチクケンキュウハン]
編集
内容説明
曝露対策のヒントが満載!HDを正しく怖がるための必読書。
目次
第1章 総論(Hazardous Drugs(HD)とは
曝露対策取り組みの意義 ほか)
第2章 各施設の研究・調査結果(班研究の目的と概要;北海道がんセンターにおける研究・調査の結果 ほか)
第3章 Q&A(基礎知識;職員の教育・トレーニング ほか)
資料編(抗がん薬曝露予防手順―投与から廃棄まで;HDの安全な取り扱いに関する患者と家族の教育(ONSガイドラインより) ほか)