出版社内容情報
レギュラトリーサイエンスとは、基礎研究を生かし、医薬品や食品の品質、安全性、有効性などを科学的根拠に基づき保証するための科学とされます。レギュラトリーサイエンスがカバーする範囲は広く、特に医薬品の開発には深く関係することから、本書はその入門書として、それぞれの分野の専門家が薬学モデル・コアカリキュラム「C 17 医薬品の開発と生産」に沿い、必須の基礎知識を解説したものです。そのため、薬学の教育機関においてはもちろん、医薬品企業の研究者も活用できる一冊です。 また、平成24 年(平成23 年度)より適用される薬剤師国家試験の出題範囲「リード化合物の創製と最適化」、「バイオ医薬品とゲノム情報」、「医薬品開発と生産」、「治験」を網羅、国家試験の過去問の出題形式とそのレベルに対応できるよう編集されています。
目次
第1部 医薬品開発と生産(医薬品開発のコンセプト;医薬品市場と開発するべき医薬品 ほか)
第2部 バイオ医薬品とゲノム情報(組換え体医薬品;遺伝子治療 ほか)
第3部 治験(治験の意義と業務;治験における薬剤師の役割 ほか)
第4部 バイオスタティスティクス(生物統計の基礎;臨床への応用)
著者等紹介
永井恒司[ナガイツネジ]
財団法人永井記念薬学国際交流財団理事長
園部尚[ソノベタカシ]
静岡県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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