出版社内容情報
新たな視点で解析グラフ資料を提供するシリーズ第4巻。シリーズ第4巻は抗不安薬・睡眠薬の副作用についての比較内容となっています。第1、2集では有効性の比較、第3集では精神病、抗うつ病の副作用の比較をしておりシリーズ全体で総括的に判断して治療に役立てください。
内容説明
抗不安薬と睡眠薬、すなわちベンゾジアゼピン系化合物を中心とした薬剤に共通する眠気、頭痛、口渇、食欲不振などのさまざまな副作用や有害事象について、標準薬に対するそれらの出現頻度の相対リスクで各薬剤間の比較を網羅的に行った一冊。
目次
第1章 抗不安薬の副作用比較(対ジアゼパム)(眠気;頭痛・頭重;疲労感・倦怠感;食欲不振;嘔気・悪心 ほか)
第2章 睡眠薬の副作用比較(対ニトラゼパム)(ふらつき;眠気;頭重感;倦怠感;めまい ほか)
著者等紹介
稲田俊也[イナダトシヤ]
名古屋大学大学院医学系研究科細胞情報医学専攻脳神経病態制御学講座精神生物学分野助教授。大阪府生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。慶応義塾大学病院、社会福祉法人桜ヶ丘保養院(現桜ヶ丘記念病院)、米国ミシシッピ州立大学メディカルセンター、国立精神・神経センター精神保健研究所を経て2002年6月より現職。1994年6月に第19回国際神経精神薬理学会においてRafaelsen賞を受賞。1994年6~9月に米国ハーバード大学医学部精神科マックリーン病院に留学。現在の主たる専門研究領域は臨床精神薬理学、分子精神医学
笹田和見[ササダカズミ]
医療法人八誠会守山荘病院精神科医師。愛知県生まれ。三重大学医学部卒業。公立陶生病院研修医、名古屋大学医学部附属病院精神科医員を経て、2004年4月より現職。名古屋大学大学院医学系研究科細胞情報医学専攻脳神経病態制御学講座精神医学分野研究生
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