出版社内容情報
2002年に外来化学療法加算が認められ、2004年の診療報酬改訂では、外来化学療法における施設基準の一部改正も実施され、多くの施設で外来化学療法が実施されてきています。本書は、外来がん化学療法を安全に行う上で、ここだけは押さえておきたいポイントを1冊にまとめました。外来がん化学療法に取り組んでいる医療スタッフにぜひ読んでもらいたい書籍です。
内容説明
外来がん化学療法を行う上で、ここだけは押えておきたいポイントを注射薬28品目のワークシート、レジメンワークシートと33のQ&Aで解説。
目次
プロローグ 外来がん化学療法のリスク回避
1 がん薬物療法の基本概念(がん化学療法におけるインフォームド・コンセントとは?;抗がん剤による薬物療法とは?;がん薬物療法の効果判定基準(RECIST)とは?)
2 抗がん剤とは(抗がん剤はなぜ注意が必要か?;悪性腫瘍(がん)とは? ほか)
3 抗がん剤の安全使用(抗がん剤の細胞毒性の分類は?;細胞毒性薬剤の廃棄方法は? ほか)
4 抗がん剤の副作用(抗がん剤の副作用と発現時期は?;抗がん剤の過敏反応対策は? ほか)
エピローグ チーム医療で患者さんを支える
5 薬剤ワークシート(5‐FU;アイソボリン ほか)
6 レジメンワークシート(術後、乳癌、CMF療法(CPM+MTX+5‐FU)
術前/術後、乳癌、ACまたはEC療法(ADM+CPM)(EPI+CPM) ほか)
7 付録(ヘルシンキ宣言;FEC説明書(市立堺病院乳腺センターの例) ほか)
著者等紹介
古河洋[フルカワヒロシ]
市立堺病院院長
松山賢治[マツヤマケンジ]
武庫川女子大学薬学部教授
阿南節子[アナミセツコ]
市立堺病院薬剤科
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