出版社内容情報
ケアワークシートは薬剤管理指導業務の質的水準を確保し、合理的に行うためのツールである。本書は、それぞれの施設に応じた独自のケアワークシートを作成できるように、その作成過程に焦点を当てたものである。平成13年5月~平成14年4月に行われた東京都病院薬剤師会開催のワークショップ「薬剤管理指導業務の充実に向けた具体的な方法論の修得」では、13疾患を例にクリティカル・パスの作成を想定したケアワークシートの作成を行った。その集約である本書を参考としていただき、薬剤管理指導業務の効率化、業務の標準化に役立てていただきたい。
内容説明
本書は「薬剤管理指導業務の定着、拡大、そして充実」を目途に、薬剤管理指導業務未実施あるいは更なる拡大と充実を切望している病院・診療所勤務薬剤師が「ワークショップ」に参集し、とかく薬剤師個人の主観に依存しがちな業務内容を客観的に評価できる業務内容に変革するため小グループに分かれ討論した成果のまとめである。
目次
総論(ケアワークシートの意義;疾患選別について;ケアワークシートの作成;ケアワークシートの使用法)
各論(糖尿病;気管支喘息;C型慢性肝炎;心筋梗塞;統合失調症;うつ病;脳梗塞;関節リウマチ;胃がん;白内障;前立腺肥大症;単純子宮摘出術;慢性腎不全)
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