出版社内容情報
患者への安全使用、流通の観点から、生物由来製剤をはじめとして医薬品・医療材料へのバーコード表示が今後拡大していく方向にあります。すでに海外では個々の錠剤にバーコード表示をしている企業もあり、FDA(米国医薬品食品局)でも、表示の義務化を行うことになっています。 本書は、これら医療分野でのバーコードの基礎知識と国内・海外の最新動向を総合的解説書としてまとめました。 バーコードの知識、医療現場での利用状況、欧米での取り組み、将来の利用動向などを理解するための1冊です。
【編集担当者コメント】
医薬品・医療材料へのバーコード表示は、流通面、患者安全確保の面でも今後、医療機関での活用のための環境づくりのために実行すべき課題となっています。本書は、バーコードが、現状ではどのようなものがあり、どのように利用されているのか、また海外での動向はどこまで進んでいるのかなどを専門家による解説や海外調査団報告や利用実態調査などをもとに紹介し、これから取り組まれる企業、医療機関などでの参考にしていただきたい書籍です。