出版社内容情報
ITの進歩に伴い、多くの分野で申請業務の電子化が検討されています。医薬品の分野もその例外ではなく、日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)において電子申請移行への議論が進められています。電子的CTD(eCTD)については、技術的な問題を含め多くの検討課題が残されているため、本格的な実施には時間がかかりそうですが、来るべき日のために各国の現状や実施への課題を知っておくことが大切です。「eCTDとは何?」「電子申請とはどんなことをイメージすればいいのか?」などeCTDへの第一歩を踏み出すための一冊です。2000年12月に行われたシンポジウム「新薬電子申請の国際的動向と日本の課題」を元に作成しています。