出版社内容情報
本書は臨床検査の基本、選び方、データの読み方を解説し、症候別と臓器別の両方から検査項目を系統的にまとめたもので、疾病と検査の両サイドから簡潔に理解できるように構成。さらに乳幼児・学校・成人健診などの各種健診とそのフォローの仕方を解説し、地域医療を担う医師に役立つ実務書である。【推薦のことば】各項目をみると、実に臨床向けに編集されていることが分かります。臨床検査の基本事項でInformed Consentに触れていることや、検査の選び方では保険請求上の制約についての記述があることも実際的です。さらに、乳幼児健診、学校健診、成人健診(事業所健診・市民健診)等の各種健診とそのフォローの仕方について、一章が設けられていますが、地域医療を担う医師にとっては大いに役立つものと思われます。(坪井 栄孝/日本医師会会長)
内容説明
昨今の遺伝子検査の進歩にみられるように、臨床検査の進歩はまさに目を見張るばかりで、日常の診療に忙しい毎日を送っている実地医家にとって、その進歩に付いて行くのは並大抵のことではない。また、患者が最初に訪れる診療科は、その症状や本人の判断によってまちまちで、実地医家にとっては自分の専門外の疾患に出会って戸惑う場合も少なからずあることと思う。そのような時に診療の手助けになればとの考えでまとめられたのが本書である。診療の際にいつでも一寸見て頂けるよう、各項とも、記載は出来る限り簡潔にし、検査の原理や意義などの詳細には触れていない。
目次
第1章 臨床検査の基本事項
第2章 臨床検査の選び方
第3章 検査データの読み方
第4章 各種検診およびそのフォロー
第5章 悪性腫瘍
第6章 症候別検査
第7章 臓器別疾患検査
第8章 食中毒・遺伝子検査・輸入感染症
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