出版社内容情報
アメリカ病院薬剤師会（ＡＳＨＰ）は、変容しつつある医療現場に対応するため、薬剤業務に関する各種のガイドライン、ステートメントや業務基準を作成しています。本書はこれらの基準等を翻訳し、最近の新しい資料等を加えて編集したものです。【編集担当者コメント】アメリカと日本では、医療制度や薬剤師を養成する教育カリキュラムの違い、テクニシャンの有無など業務を取り巻く環境が異なる．業務内容を単純に比較することは適当でないが、しかし薬物療法を担う立場として、積極的に業務を行っているアメリカの薬剤師の姿勢には見習うべきものが多々あるように思われる。また、日本の薬学生が新しい病院薬局業務、新しい薬剤師職能の基本と全体像を理解する上で、ＡＳＨＰのレジデント研修のための認定基準や学習目的は有用な参考資料となる。
内容説明
本書は、大きく変容しつつある薬剤師業務や病院薬局業務に対応できるようＡＳＨＰのマニュアル的にパターン化した使命・目的・方針と業務基準の資料を基本に編集したものである。本文とその内容を補完する資料と付録に分かれている。
目次
１ ＡＳＨＰの使命・目的・方針
２ ＡＳＨＰの業務基準（ＡＳＨＰステートメント；ＡＳＨＰガイドライン；ＡＳＨＰレジデント認定基準）
３ ＡＳＨＰなどの動き
４ 病院薬剤師をめぐる世界の動き（アメリカの病院薬局と病院薬剤師の動き；海外の動き）
